一口に“農業”と言っても、実に様々な栽培方法があります。その中から私たちが『自然農』を選んだ理由は、誰でもできる、永続可能な農法だから。人の手で管理し、ひとつひとつ目で見て確かめ、畑の草花や虫たちにも話しかけながら育てた野菜の味は、素朴でありながらも自然の豊かさを感じられる、奥深さがあります。『耕さず、肥料・農薬を用いず、草や虫を敵としない』畑を耕さずに農作物を育てるなんて考えられない現代社会のなかで、実際に不耕起で何十年も農業を続け、美味しくて立派な野菜を作っている方がたくさんおられます。Yokozawa Farmのさつまいも畑は収穫の時にスコップを使用しますが、その後は畝の崩れた部分を補修するだけで、次のシーズンもそのまま耕さずに畝を再利用します。耕さないことで其所に生えていた草の根が残り、土の中の小動物(モグラやネズミ、ミミズ等)や微生物たちの棲み家が保たれ、それらすべての生き物たちが最高の土作りをしてくれるのです。土の中の環境が整っていれば、作物に必要な栄養素は自然にバランスよく作られ、私たちが肥料を与えなくとも野菜は元気に育ちます。その栄養素の原材料として、刈った草を敷く「草マルチ」があります。草マルチは土の中の生き物を土の外の気温や気候の激しい変化から守るだけでなく、土の中の小動物や微生物たちの餌となり、分解され、豊かな土へと生まれ変わります。ビニール等を使用すると最後...
-Yokozawa Farm-
宮崎県日南市の豊かな自然の中で農薬、肥料を使わずに さつまいも(紅はるか・安納芋・鳴門金時)と大豆を育てています。
赤ちゃんからお年寄りまで、家族みんなが安心して美味しく食べられる野菜づくりをモットーに、夫婦で“人と環境にやさしい自然農”に取り組んでいます。
★紅はるか、安納芋、干し芋各種販売中★https://yokozawafarm.thebase.in★
『丸干し小芋』さつまいもの栄養が、ぎゅっと凝縮された無添加丸干し芋肥料・農薬を一切使用せずに育った 紅はるか 100%、こちらは小袋(60g入り)の食べきりサイズです。ひとくちで食べられる小さなさつまいもをじっくり蒸かしてから皮を薄めに剥き、天日干しして仕上げました。写真では分かりづらいのですが、一般的な干し芋と比較すると表面の色が多少、黒ずんでいるように感じるかもしれません。その理由は、蒸かしたさつまいもの皮を厚く剥くと黄金色でツヤツヤした干し芋になる反面、皮の近くの栄養を削ぐことになってしまうので、Yokozawa Farm では大事な栄養素をそのまま食べてもらいたいという想いを込めて“敢えて”できるだけ皮を薄く剥くようにしています。
10月に入り、今週からさつまいもの収穫が始まりました!
来週から、いよいよさつまいも(まずは『紅はるか』)の収穫を開始します。昨日・一昨日の二日間、一番最初に掘り始める箇所の芋蔓を、事前に株元から少し残して切っておく作業にあたっていました。(お芋を掘りやすくするためです)でも、機械を使わずに二人で(夫婦で)手作業で掘っていくので、1箇所ずつ掘りながら切りながら~で良いんじゃないかという結果になりました。作業はできるだけシンプルに。難しく考えず、経験して感じたことをまとめていくのが一番の近道のように感じます。ところで、お天気はどうでしょうね?女心と秋の空。どちらもコロコロと変わりやすいので、こまめにチェックして柔軟に対応したいものです。
昨日、今日と日南は雨でしたが、雨合羽を着て草刈りに行ってきました。
『紅はるか』5/24に植えたものです。
2017年 春何年間も耕作されずに荒れていた土地を夫婦で一から畑に